ロッカースキーというそうで、スキーのトップとテールを上にいくらか反らせた板で、もともとは深雪や新雪を滑るときに、より浮力を持たせて操作性を上げるのが目的だったが、実際にはターン時の雪に接する部分が長いので、カーブの時に安定感があるという。
一方、従来の板は、トップとテールが接地して中心部(キャンバーとかベントという)が反っている。キャンバーがあることで、スキーに乗ったときにスキー全体が雪に接して安定感が生まれる。
さて、新しいスキー板の試乗を兼ねて、広島県の恐羅漢スノーパークに行ってきた。このスキー場は、中国地方でも高い標高にあり、天然雪の優れたスキー場。
以前は、恐羅漢スキー場は三段峡観光、国設恐羅漢山スキー場は三段峡ホテルにより運営されていた。2011年12月に、経営不振で、スキー場を一本化して恐羅漢スノーパークとしてスタートしている。
新しいスキー板は、やはり短く最初は不安定に感じた。しかし、滑っているうちに、少し重心をいつもより少し前に置くことで、安定し始めた。小さなターンを繰り返すのには向いている。
翌日も滑るはずだったが、雨で早々帰宅。最初のぎこちなさが祟ったのか、帰ってから腰が痛くなってしまった。