6/19/2017

刈尾山麓パークゴルフ場に行ってきた【広島】


広島県山県郡北広島町東八幡原にある、「刈尾山麓パークゴルフ場」に行ってきた。すぐそばには、八幡高原191スキー場があり、豪雪地帯。そのため、今まで行ったPG場中では初めての、冬季営業がないPG場。雪のため11月末から4月末まで閉鎖している。

パークゴルフの発祥地である北海道では、冬季休業は当たり前かも知れないが、西日本のPG場は正月以外は年中無休がふつう。

刈尾山麓パークゴルフ場は、西中国山地国定公園の「臥竜山麓八幡原公園」内にある。地図には、近くの山の名前は「臥竜山」と書いてあるが、地元の人には「刈尾山」で通っているようだ。

公園内にある「高原の自然館」横にある「かりお茶屋」のさらに横、野菜直売所で、プレーを申し込む。

「かりお茶屋」で800円以上食事をしてレシートを持っていくと、プレー代は無料になる。というわけで、「盛りそば」を先にいただきました。本格派の手打ちのそばで、オススメです。

野菜直売所で申し込むと、A4の大きなスコアカードを渡されたのですが、プレー中だいぶ邪魔。コンパクトなスコアカードを是非作って欲しい。

PG場はこれらの建物の裏の斜面にある。斜面にあるので、常にコースには上下があって打ち上げ、打ち下ろし、傾きを十分考えないといけない。

芝は、あら芝でよく刈り取られているが、グリーンも同じなので、繊細なボールコントロールは望めない。冬場雪に覆われているためか、湿度が高いためか、芝の間にコケが目立つ。

PG場にはふつうティーが各コースに設置されているが、なかった。マイティーはこんな時に役にたつ。

最長80メートルのコースがあるのは嬉しい。斜面で難しいかと思ったが、あら芝のためか、ボールが案外止まってくれるので、初心者でも問題ない。

PG場の外周は、イノシシ避けの電気柵でできていた(最初、電気が流れていないかと心配したが大丈夫)。各コースの境界がなく、OBはPGの外周の電気柵を超えた時だけ。多人数がプレーする時には問題になるかも。打ち下ろしが多いので、下にいるプレーヤーへの危険を避けるための工夫が欲しい。

行ったり来たりするコース設計になっているので、もう少し工夫がほしい。景色は緑がまばゆく素晴らしい。茅葺き屋根の建物もあって、絵になる。

ホームページがないので、情報がほとんどなく、ぜひネットに載せていただくと、もっと人が来ると思う。

素晴らしい景色の中、プレーを楽しませてもらいました。ありがとうございました。

八幡原公園内には、日本でも有数の湿原がある。アカショウビンを含めたくさんの野鳥、野生動物もいる。「高原の自然館」内には、これらの剥製もあり、学習館になっている。

臥竜山への登山道入口があったので登ってきた。一時間ほどで山頂に行けた。残念ながら、山頂は、木に覆われていて見渡せる景色が全くない。

ただ、途中の登山道が素晴らしい。杉のような針葉樹はほとんどなく、広葉樹やブナ林が続き、多種の野鳥の声やカエルの声も素晴らしかった。

また、八幡原公園は、「カキツバタの里」としても有名。20万本が休耕田に咲く。盛りは6月上旬ということで、行ったのは少し遅かった(6/19)が、それでも十分花が見れた(↓)。かなりオススメです。



刈尾山麓パークゴルフ場
9ホールのコースが2つ(AとBコース)あり、全部で18ホール、670m 。
 
 Aコース 358m 
 Bコース 312m

データ

Aコース
ホール123456789合計
距離(m)483240328033312735358
PAR53435333433

Bコース
ホール123456789合計
距離(m)273829314739352739312
PAR34335443433


かってな評価
芝:   ☆☆★★★
コース: ☆☆★★★
難度:  ☆☆★★★
景観:    ☆☆☆☆☆


刈尾山麓パークゴルフ場
ホール数:18H
パー: 66
距離: 670 m
ロンゲストコース: 80m
料金: 18ホール 300円、1日500円
 貸出用具代: 200円

開館時(4月25日〜11月25日)
〒731-2551
広島県山県郡北広島町東八幡原119-1
tel & fax; 0826-36-2008:
閉館時(11月26日〜4月24日)
〒731-2323
広島県山県郡北広島町川小田75
北広島町役場 芸北支所
tel; 0826-35-0111 fax; 0826-35-0386
ホームページはない。



 藁葺きの家の隣の野菜直売所が受け付け。
 野菜直売所の窓に料金表。受付といっても、名前の記入もない。何人入ったか記録しなくてよいのかしら?
 「かりお茶屋」の「盛りそば」と」黒豆おにぎり」。オススメです。
最初からパー5。
A4のスコアカード。大きすぎ。
PG場からみた 「かりお茶屋」と「高原の自然館」。
 グリーンの芝がちょっと辛い。
 コースは行ったり来たりを繰り返す。
PG場の外周は、イノシシ避けの電気柵でできていた。
 80メートルのロングコース。
 「カキツバタの里」

「高原の自然館」。アカショウビンの剥製アリ。

















S, -10, T, -10